はじめに
このページは完全無欠コーヒーを作るにあたって,多くのブログ等で紹介されている方法に疑問を感じたため作成した.完全無欠コーヒーは「[シリコンバレー式 自分を変える最強の食事](シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 )」という本で紹介され,パフォーマンス向上およびダイエット効果があるとして市民権を得た.完全無欠コーヒーは基本的には
- コーヒー
- グラスフェッドバター or ギー(Ghee)
- MCTオイル
を混ぜてできるコーヒーだ.ただ,従来のウェブサイトでは作成に関していくつかの手抜きをしている.
たとえば,著者はコーヒーにこだわれと言っているのに対して,なぜかインスタントコーヒーを使い,あたかもそれが良いかのような記事を書いていたりする.ただ,思い出してほしい.本で紹介されていた作り方は,著者が長年かけて考えたベストの方法であると.
そして考えてほしい,よくわからない怪しいブロガーが急にオリジナリティを出した作成方法は信用に足るのかと.
ということで,ここでは 本に即して ,完全無欠コーヒーの作る際のTipsや注意したい点を述べる.
注意
おそらく読者は完全無欠コーヒーの作り方はわかっているので,ここでは作り方を詳しくは述べない.
もし気になる場合はこちらの動画が最も参考になるだろう.
あと,ブロガーたちの作り方を否定しているわけではない.というのも,コーヒーをきちんとした手順で作ることがめんどくさいと感じることは私もしばしばある.そのため,簡易的に作るという発想は自然だと思う.
ただ,本当にその方法で効果があるのか?ということが私にはわからない.
おそらく,これを読んでいる人は本を読んで,著者を信じて作ろうとしていると思う.とすると,やはり,著者が良いと確信した正規の作り方を実践したほうがよいのではないかと,私は思う.
Tip
材料系は基本iHerbという海外のサプリ・食品を扱っているAmazon的なサイトでお得に購入できる.
海外っぽい雰囲気で一瞬戸惑うが普通に使いやすいサービスだと思う.
Tips 1: コーヒー豆
本では基本的には以下の基準でおすすめをしている(p.127).おそらくカビ毒の量の低減が目的
- 近所で一番の高級店か信頼できる店で買う.
- 単一産地の豆のほうがよい.(更に中米のほうがよい)
注意
利便性からインスタントコーヒーをおすすめしたりしているブログをちらほらみる.
本で直接言及されているわけではないが,上記項目を考慮するとインスタントコーヒーは良くないのでは?と思う.
味の観点からも微妙かと.さらにTips 2にも関連する.
Tip
これらの観点から自分がチョイスしたのはペルー産のMt. Whitney Coffee Roasters, Organic Peru, Medium Roast Whole Bean Coffeeというコーヒー.
ただ,個人的には完全無欠コーヒーは深煎りのコーヒー豆が合うと思う.味という観点で一番美味しかったのはKicking Horse Coffeeという会社のこのコーヒーだった.
あと,個人的には香りも重要と思うため毎回挽いている.豆の保存にはこれを利用.
Tips 2:コーヒーをいれる
本ではコーヒーに含有される油脂が重要と説いている.
そのため,金属系のフィルターを利用したもので淹れると良いと本には書かれている.
Tip
完全無欠コーヒーを淹れるためには基本的に金属フィルターかフレンチプレスの二択となる.
ちなみに,私はAmazonで買ったフレンチプレスを利用している.
Tips 3:混ぜる
本では,吸収の観点からバターやオイルをしっかり溶かし合わせることが重要といっている.
小言
簡易性からミルク泡立て器の利用をおすすめしているブログをよくみる.
実は私もはじめはめんどくさくブログの誘惑に負けてこちらを利用していた.
一見混ざっているように見えるが,ブレンダー利用時と味と見た目が全然違うので,本当にやめたほうがいい.
実際に,著者が完全無欠コーヒーのインスピレーションをもらった遊牧民たちは
(邪魔になるにもかかわらず)重いブレンダーや撹拌機を持っていたらしい.
Others
ちなみにいつもギーとMCTは以下を利用.